1969 Ferrari 365GTB/4 Daytona Plexiglass

DETAIL

フェラーリの2シータークーペ”Berlinetta(ベルリネッタ)”の名を”275”から受け継いだニューモデル”365GTB/4”は、1968年のパリサロンでそのベールを脱ぎました。流れるようなボディスタイルを纏ったこのプロトタイプを見たジャーナリスト達が、Daytona24時間レースでの330P4表彰台独占に敬意を払い、”Daytona”と呼び始めたのは有名な話です。フェラーリにライバル意識を燃やしていたランボルギーニが既にV12、4リッターエンジンをミッドに横置した”Miura”を発表していましたが、伝統のベルリネッタスタイルに固執するフェラーリは、オーソドックスでありながら、各部を洗練し、贅沢を極めたクオリティをこのDaytonaに与えています。

ご紹介する車両は、1969年に製造された初期型ヨーロッパ仕様、シャーシナンバー”12603”となります。後期型リトラクタブル式ヘッドランプスタイルに対し、初期型はボディに固定された4灯ヘッドランプを、プレキシグラスで覆ったフロントマスクが特徴です。長いフロントフードの下には、275GTB/4を踏襲するTipo251新型V12DOHCユニットが収まります。この新型V12エンジンは、1気筒当たり365cc、総排気量4,390ccで、352HP/7500rpmと44.0kgのパワーとトルクを発生します。眩しいばかりの鮮やかなイエローに塗られたこの個体は、平成4年にアメリカから輸入され、6人のオーナーを経て、今年に入り私どもが譲り受けました。昨年、ボディ剥離の上リペイントを施し、機関系にも隅々にまで手を入れております。足元には、Borraniが奢られ、洗練されたプロポーションに華やかさを添えています。

私どもが自信をもってお勧めする人気の初期型プレキシグラスモデルです。是非その目でご覧くださいませ。

SALES
SOLD OUT
Chassis Number
12603
Exterior Color
Fly Yellow
Interior Color
Black Leather
Condition
Excellent
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