1964 Alfa Romeo Giulia Spider Veloce

DETAIL

アルファロメオ初の量産小型モデル”Giulietta Sprint”のデビューから1年、ピニン・ファリーナデザインのエレガントな2シーターオープンモデル”Giulietta Spider”が、1955年のジュリエッタラインナップに加わります。エレガントでかつ軽快なハンドリングを兼ね備えたこの”Giulietta Spider”は、瞬く間にヨーロッパのみならず北米のアルフィスタからも支持を集める人気モデルとなりました。1962年、エンジンが1,570ccへ変更するのに伴い、Giuliettaの名称も”Giulia”へとバトンタッチ、メカニズムもフルシンクロの5段ギアボックスにフロントディスクブレーキを備えたより高度なものとなりました。さらに1963年には、9.7:1まで高められた圧縮比とツインWEBER40DCOE2キャブレターで武装した、シリーズ最後を飾る高出力モデル”Giulia Spider Veloce”が投入されます。この”Giulia Spider Veloce”は、112HP/6500rpmというSprint Speciale同等の高出力を誇り、トップスピードは180km近辺にまで達しました。

ご紹介する個体、1964年式Giulia Spider Veloce シャーシナンバー”AR390531”は、北米市場向けに製造された一台で、1964年8月17日、カリフォルニア州ロングビーチ在住の”Jack D Swanbore”氏にファーストデリバリー、その後、カリフォルニア州の数人のオーナーの元を渡り歩き、1997年に日本に上陸しました。日本に入ってからは一度も登録されることなく10数年ガレージで眠っていたこの個体を、私どもが昨年末に譲り受け、半年以上の年月をかけて今回修復いたしました。保管状態は悪くなく、幸いボディに錆び、腐りはありませんでしたが、10数年不動状態だった機関類(エンジン、ギヤボックス、デフ、ブレーキ、サスペンション、タイヤ)は全て見直し、エンジン、サスペンションにおいてはオーバーホールを敢行いたしました。

この個体はオリジナリティも高く、エンジンブロック(00121)、WEBER 40DCOE2キャブレターをはじめ、補機類は全てオリジナルパーツで構成されております。新車オプションのピニン・ファリーナ製ハードトップも必見です。さらに特筆すべきは、SERVICE COUPON BOOK (新車保証書) が残されていることでしょう。これには、新車時から32,705マイル(1973年3月29日)時点までのディーラー整備記録が記載されております。日本へ旅立つ1997年までの24年間の整備記録は残念ながらありませんが、カリフォルニアで大切にメインテナンスされていたことが伺えるサービスレコードが残っているのは奇跡的なことでしょう。

ジュリエッタスパイダーシリーズをお探しの方には必見の一台です。見事に蘇った素晴らしい状態を是非ご覧くださいませ。

SALES
SOLD OUT
Chassis Number
AR⭐︎390531⭐︎
Engine Number
AR00121⭐︎02043⭐︎
Mileage
57,600 mile
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