1981 PORSCHE 930 SCS

DETAIL

1965年のファースト911から1973年まで生産が続いたナローポルシェは、1974年、通称”ビッグバンパー”と呼ばれる”930”にバトンを渡しました。アメリカの衝突安全基準に対応したビッグバンパーのスタイリングは発売当初、賛否両論ありましたが、ポルシェならではの堅実な技術革新と熟成を重ね続け、高性能グランツーリズモと呼ぶに相応しいモデルへと進化していきました。デビュー当初の2.7リッターモデルは、1978年、3.0リッターエンジンを搭載した”SC”へとモデルチェンジ、さらに1984年にエンジンは3.2リッターへと拡大、SCの時代に一時消滅した”Carrera”の名が復活します。911史上最長のロングセラーとなった930は、1989年に静かにその幕を閉じました。

今回ご紹介する写真の930は、1981年製造の”SCS”となります。モスグリーンメタリックのボディカラー、ベージュ/ブラウンインテリアの組み合わせでオーダーされ、当時の正規輸入元であるミツワ自動車を通して、昭和57年3月に初年度登録されました。この個体には、”SCS”の主要装備である、16インチFuchsホイール、ピレリーP7スポーツラジアルタイヤ、スポーツショック、フロントバンパースポイラーに加え、特別にブラックウレタン製のwhale tailリヤスポイラーが装着されております。チェッカーフラッグ柄のベージュベロアシートもSCSだけに与えられた特別アイテムです。

2オーナー車、実走行34,761km、オリジナルコンディションを誇るこの個体には、新車時(昭和57年)から現在に至るまでの全ての整備記録(全て正規ディーラー整備)と、取扱説明書、ブックケースが残され、さらに新車時のナンバープレート(練馬33ナンバー)も綺麗な状態のまま装着されております。ファーストオーナーが大切に管理してきたことが伺える履歴とナンバープレートが残されていることはまさに奇跡と呼ぶに相応しいことでしょう。

練馬33ナンバーを引き継げる方に是非ともお乗りいただきたいお勧めの一台です。

SALES
SOLD OUT
ミツワ正規ディーラー車 2オーナー 練馬33ナンバー
走行距離
34,761km
整備記録
昭和57年から平成26年まで全てあり
車検満了
平成30年5月まで
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