1960 Alfa Romeo Giulietta SZ

DETAIL

1954年に登場したジュリエッタのバリエーションの中で最も魅力的な輝きを放つモデルは、1960年にリリースされたこの”SZ (Sprint Zagato)”であると断言しても過言ではないでしょう。カロッツェリア・ザガートの職人が叩いたアルミ製のボディ、ドアウィンドウをアクリルに変更するなどの軽量化により、785kgという重量を実現した”SZ”は、当時の1.3リッターGTクラスの中で抜群の性能を誇り、サーキット、ヒルクライム、山岳ラリーにおいて無数の勝利を収めました。1961年には前後オーバーハングを延長し、車高を低めた”SZ2″へと進化し、ル・マン24時間レースなどの国際レースにおいても驚異的な走りを見せます。

ご紹介する”SZ c/n:00032″は、ポルトガルに新車デリバリーされ、ポルトガルのレース・ヒルクライムで活躍したヒストリーを持つ貴重な個体です。ポルトガルで活躍した後このSZはイギリスに渡り、1993年、日本に上陸しました。オリジナリティは高く、00120エンジンをはじめ、新車時から装着されていたと思われるBORRANI製ホイール等が残っております。さらに前後左右、クォーターに組み込まれたガラスの一枚一枚に、今は存在しないポルトガルのガラスメーカーのエッジングが確認でき、この個体の歴史を伺うことができます。

オリジナルの”SZ”をお探しの方にお勧めの由緒正しい個体です。是非ご覧ください。

SALES
SOLD OUT
Chassis Number
AR10126*00032*
Engine
AR00120
Other
Rare Borrani wheels
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