1960 Lancia Appia Zagato GTE

DETAIL

高品質かつ独創的であり、戦前から”Lambda”,”Aprilia”など、自動車史に残る傑作を世に送り出してきた”ランチア”。”Aurelia”と並んで1953年に登場した”Appia”も、ランチア1950年代の傑作との呼び声が高い一台で、当時の平凡な小型車には類を見ないほど凝った設計のV型4気筒1.1リッターエンジンをフロントに搭載し、ランチアが戦前から使用するスライディングピラー方式と呼ばれる独立懸架サスペンションをフロントに採用するなど、流石ランチアと頷かざるを得ないクォリティーで、開発に妥協を許さないランチアの姿勢が伺えます。

今日ご紹介する”Appia”は、数あるボディバリエーションの中で最もスポーティな”Carrozzeria Zagato”のボディを架装した一台です。サルーンと同じLWBシャーシを使ったZagatoボディはGTEと呼ばれ、ヘッドライトにはライトカバーが装着されますが、1960年からはライトカバーが廃されるのと同時に、エンジン出力が53PSから60PSへとアップグレードされています。

今回販売するにあたり、オリジナルに準じたボディレストレーションを約半年かけて施しております。ジュリエッタSZ、アバルトザガートモデルと並び、1950-1960年代のザガートを代表する人気モデル、エンスージャストの皆様に是非お乗りいただきたいお勧めの一台です。

SALES
SOLD OUT
Chassis Number
812.01*3793*
Carrozzeria
ZAGATO
Restored
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