1971 LOTUS ELAN SPRINT DHC

DETAIL

1971 LOTUS ELAN SPRINT DHC

chassis number :  7109210495G

1962年にデビューしたロータス・エランは、S2、S3、と改良を目まぐるしく繰り返し、1968年3月、エランの最終型となるシリーズ4、S4を発表します。搭載されるパワーユニットは、従来のシリーズ同様、フォード116Eブロックをベースに、ロータス自製DOHCシリンダーヘッドを載せたロータスツインカムエンジンでしたが、このころには、よりスポーティーな走りを求めるユーザーの需要に対応すべく、メインジェットを大径化、エギゾーストを見直し、パワーを115bhp/6000rpmまで高めた”SE (Special Equipment)もラインアップに加わります。S3からの改良点はボディ内外の細かいところに見受けられますが、S4最大の変更点は、155-13サイズのタイヤ装着に伴い、前後のホイールアーチの形状が変わり大型化したことでしょう。これによってサイドビューは従来のシリーズとは異なり、スパルタンな印象を与えることになりました。そして、1971年2月、ロータスはさらにスパルタンなシリーズ最強のモデル”SPRINT(スプリント)”を投入します。

今日ご紹介する個体は、1971年に、イギリス本国向けに製造されたエランシリーズ最終の”SPRINT(スプリント)”となります。SPRINTには、インテークバルブを大径化した”ビッグ・バルブ”エンジンが搭載され、従来と同様、1,558ccの排気量ながら、10.3:1の圧縮比、ウェーバー40DCOEx2、ビッグバルブシリンダーヘッドによるチューニングから、126bhp/6500rpmを発揮、フルシンクロの4段ギヤボックスとの組み合わせにより、最高速度200km以上という驚異的な性能を生み出しました。ボディ周りも、その高性能に相応しく派手な装いを纏います。この個体のボディカラー、レッド/ホワイトにゴールドの前後バンパーとゴールドサイドストライプ(ELAN SPRINT)は、SPRINTに最もよく見られるカラーリングで、当時のロータスチームカラーである”Gold Leaf(ゴールドリーフ)”をモチーフにしています。肝心なこの個体のコンディションですが、10年ほど前にレストアが施され、ボディ及びシャーシは非常に良いコンディションと雰囲気を保っております。インテリアと幌の状態は抜群のコンディション、機関系統の作動も良好ですので、SPRINTをお探しの方にはお勧めの一台です。

価格・詳細につきましては vintage@corgys.com までお問合せください。

Photo by : Isao Yatsui

SALES
SOLD OUT
Chassis Number
7109210495G
Odometer Reading
21,462km
Condition
Restored
CONTACT