1972 Autobianchi A112 Abarth Prima Serie
1972 Autobianchi A112 Abarth Prima Serie
chassis number : A112A1⭐︎197009⭐︎
・ The Last real ABARTH
・ Most desirable and valuable “Prima Serie”
1969年開催のトリノショーでデビューした”Autobianchi A112″の登場から2年、A112に新たな2つのバージョンが追加されました。1台は上級グレードの”A112E”、そしてもう1台は高性能スポーティ仕様の”A112 ABARTH”です。A112 ABARTHには、ノーマルA112の903ccエンジンをストロークアップし、吸排気をチューンした982ccエンジンが搭載され、最大出力はノーマルの44HPから58HPを発揮、最高速度は150kmをマークしました。A112の高性能版モデルを作るというアイデアを思いついたのはカルロ・アバルト本人と言われ、実際、カルロ・アバルトはA112に、108HPへディチューンしたTCR用のラディアーレユニットを搭載し、ワイドリムのマグネシウム製ホイールを履かせたプロトタイプを、1970年のトリノレーシングカーショーで発表しています。皮肉なことに、A112 ABARTHの発表は、ABARTH&C社がフィアットの傘下となった直後となりますが、一部のアバルトのエンスージャストからは、A112が最後の”Real ABARTH”と語り継がれています。
A112 ABARTHには、1985年にその生涯を終えるまで、7つのジェネレーションがあり、今回ご紹介する個体は、1971年10月にデビューしたシリーズ1(Prima Serie)となります。シリーズ1の特徴は何といっても、エクステリアパーツがクロームメッキ仕上げになっていることでしょう。前後バンパー、ヘッドライトリム、グリルシュラウド、アウタードアハンドル、ステップモールが全てメッキ仕上げとなり、1973年3月にマイナーチェンジを受けるシリーズ2以降との外観上の大きな識別ポイントとなります。(シリーズ2以降、これらのパーツは全てブラックプラスチック製となります。)インテリアでは、ヘッドレスト一体型のシートが、シリーズ1の大きな特徴として挙げられます。この個体は、イタリア・エミリア・ロマーニャ州で初登録され、2015年にレストアを受けるまでワンオーナー、2017年、弊社が日本に輸入いたしました。イタリアの前オーナーから、レストアの際、新車時のカラー”Visone(グレーベージュ)”で同色ペイントを施し、ボンネットフード、ホイールアーチからステップ、バックパネルは、当時Rossoのみの設定だったブラックペイントで仕上げたと聞いています。
シリーズ1(Prima Serie)の製造台数は、4,641台と非常に少なく、日本に現存する個体は数台、イタリア本国でも程度の良い個体を見つけるのは非常に厳しくなっております。ミントコンディションのA112をお探しの方には是非ご検討いただきたいお勧めの一台です。価格・詳細につきましては vintage@corgys.com までお問合せください。
Photo by : Isao Yatsui
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- NEW
- Chassis number
- :
- A112A1⭐︎197009⭐︎
- Condition
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- Restored