1957年にVia Trecateで製造された、SerieⅢのプロトタイプ”Corsa”のご紹介です。
“Corsa”モデルのフロント下部には、量産型に見られるエアインテークダクトがなく、Marchal製の小さめなヘッドライトが装着されました。
軽量化のためフロント以外、プレキシグラスが装着されるのも”Corsa”の特徴です。
NARDI製ウッドフラットステアリングは”Corsa”モデルの証です。
新車時のオリジナルエンジンを搭載しています。
こちらは”Zagato Body Number”。この個体のオリジナリティの高さが伺えます。
この”Corsa”モデルは、量産型の生産が本格的にはじまる1958年春先までに、僅か21台が製造されたと言われています。